今の戸建て住宅や賃貸マンション、アパートなどのお風呂タイプはユニットバスであることが多いです。ユニットバスとは箱型のお風呂のことで、設置が簡単であることや、デザインに統一性を持たせることができることから人気があります。そんな人気のユニットバスですが、実は床下での水漏れ被害が分かりにくく、気付いた時には既に大きな被害に発展していることも珍しくありません。賃貸の場合は下階の天井からの水漏れで気付くことがほとんどですが、下階に住人がいない場合や戸建て住宅で1階にお風呂がある場合、水漏れ被害に気付きにくくなります。今回はそんなユニットバスがもたらす床下水漏れの危険性と、万が一の際の対処法、また被害にあわないための予防法について詳しく解説をしていきま。
ユニットバスの床下水漏れが危険な理由とは?
毎日の生活に欠かせないお風呂、特に日本人は湯船に浸かる習慣があるため、毎日お風呂を掃除して清潔に保てるよう気を付けている方の多いのではないでしょうか。しかしそんなお風呂の床下がどうなっているかまでは、考える方は少ないかと思います。意識が向きにくい場所で見えない場所であるからこそ、ユニットバスの床下からの水漏れは大変危険なのです。ここではユニットバスの床下水漏れが危険と言われている理由について、一緒に見ていきましょう。
建物構造体に影響が及ぶ
建物は柱や梁などの構造体がしっかりと役割を果たすことで、安全性を保つことができています。しかしユニットバスから水漏れしてしまうと、その大切な構造体部分に水が付着し、腐ってしまうなどの被害が発生する可能性があるのです。木材であれば水に触れることで腐るだけではなく、カビが発生してしまい、時間の経過と共にどんどん脆くなっていきます。また木造住宅以外のRC造などにおいても、コンクリートや鉄筋部分に水が触れることで錆びが発生し、同様に構造体が脆くなります。
下階の天井や居室が被害を受ける
持ち家であっても賃貸であっても、ユニットバスの下階に空間がある場合は天井や居室などが、水漏れの被害を受けます。被害の大小はユニットバスからの水漏れがどのように発生しているかにもよりますが、天井にシミが付く程度から天井が抜け落ちる程度までさまざまです。下階が他人の住んでいる住居などの場合は、発生した被害に対して損害賠償をしなければいけないケースもあります。
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気付いた時には既に大きな被害になっている
ユニットバスの床下からの水漏れは、すぐ下に居住空間があってもすぐに気付けるものとは限りません。例えば給水管から吹き出すように水漏れをしている、などの場合はすぐに気付けても、ポタポタ程度の水漏れが床下の見えない場所で起きているとなかなか気付けないものです。そのため多くのユニットバスの床下からの水漏れの場合、修理のご連絡をいただいた時には既にさまざまな場所に被害が拡大していることも珍しくありません。
ユニットバスの床下水漏れが発生する原因は?
ユニットバスの床下からの水漏れは、さまざまな危険を伴うことを知っていただけたかと思います。どこか他人事のようにも感じてしまいがちですが、お風呂が自宅にある限りは、どのご家庭でも同様の被害は起きる可能性があるのです。ではユニットバスの床下水漏れは、なぜ起きてしまうのでしょうか。気になる方も多いかと思いますので、ここではユニットバスの床下水漏れの原因についても解説をしていきます。
配管の経年劣化
配管には給水管、排水管の二つが存在しており、水回り設備においてはどちらも重要な役割を担っています。そんな配管ですが、実は劣化によって水漏れを起こすことがあります。キッチンや洗面台からの水漏れを経験された方もいらっしゃるのではないかと思いますが、ユニットバスにおいても配管がある以上、同じように配管トラブルを引き起こして水漏れすることがあります。配管トラブルにはさまざまなものがありますが、大部分は劣化によって引き起こされています。劣化で配管そのものが傷んで穴や亀裂が空いてしまっていることもあれば、配管をつなぐ部品やシーリング部分に大きな劣化が生じて水漏れを引き起こすこともあります。
地震による衝撃や地盤沈下
配管には給水管、排水管の二つが存在しており、水回り設備においてはどちらも重要な役割を担っています。そんな配管ですが、実は劣化によって水漏れを起こすことがあります。キッチンや洗面台からの水漏れを経験された方もいらっしゃるのではないかと思いますが、ユニットバスにおいても配管がある以上、同じように配管トラブルを引き起こして水漏れすることがあります。配管トラブルにはさまざまなものがありますが、大部分は劣化によって引き起こされています。劣化で配管そのものが傷んで穴や亀裂が空いてしまっていることもあれば、配管をつなぐ部品やシーリング部分に大きな劣化が生じて水漏れを引き起こすこともあります。
地震による衝撃や地盤沈下
地震による揺れや衝撃、また地盤沈下による影響で配管がズレて水漏れを起こすことがあります。大規模な地震や地盤沈下が発生すると、テレビや新聞などでは地下から吹き出す水を報道していることがありますよね。この吹き出すようにして発生する水漏れは、地下に埋設されている配管が地震や地盤沈下の影響でズレたり破損していることが原因です。大きな配管ですので飛び出す水の威力も強くビックリしてしまいますよね。しかしこうした配管のズレは、自宅でも同じようなことが起きる可能性があり、起きてしまった時に被害が大きくなりやすいのがユニットバスの床下なのです。
業者の施工不良
新築時やリフォーム時に、配管の施工不良でユニットバスの床下に水漏れが発生することがあります。この水漏れも気付きにくく、しばらく時間が経ってから気付くという方も多いです。業者の技術不足であったり、ミスなどでこうした施工不良が発生します。特にリフォーム時などは自分で依頼される方も多いかと思いますが、業者選びは慎重に行わなければいけません。
ユニットバスの床下水漏れの対処法とは?
ユニットバスの床下が水漏れしていると気付いた時、驚いて焦ってしまう方が多いかと思います。また多くの方がどのように対処すべきか悩んでしまうのではないでしょうか。しかし水漏れが起きている場合は、すぐに対処しないと更に被害が拡大する可能性があるため、万が一の際に備えて対処法を知っておくことはとても大切なことです。ここではユニットバスの床下水漏れの対処法について、詳しく解説をしていきます。
お風呂の使用を中止し元栓をしめる
まずはお風呂の使用を中止しましょう。給水管か排水管、どちらの排水管から水漏れが起きているかこの段階で特定するのは難しいため、これ以上水を使わなず流さないようにするのが一番です。このタイミングで同時に元栓をしめておくようにしましょう。配管そのものが破損しているなどの水漏れでは、元栓をしめただけでは効果がないこともあります。しかし給水管からの水漏れであれば元栓をしめることで、一度家全体への給水をとめることができるため、被害を拡大させないためにも行うべき対処法です。
下階の家電・家具の避難を行う
ユニットバスの下階に居住空間がある場合は、家電や家具の避難をさせましょう。水漏れにより使えなくなってしまったり、故障する可能性があります。ただしこの際、家電のコンセントには注意してください。水漏れトラブルではまれに漏電が発生していることもありますし、漏電が起きていなくても濡れた手でコンセントに触れるのは危険です。避難させることが難しいくらい水が流れ込んでいる場合には、まずは身の安全を確保することを優先し外に避難することも念頭に置いておきましょう。下階の住人が気付いていないケースでは、管理人を通して連絡をしてもらうなどして呼びかけを行うことで、下階への被害を最小限に食い止めることができます。
プロの業者に連絡をする
ここまで完了したら、プロの業者に連絡をしましょう。水漏れを発見して同時並行で連絡もできる、もしくは他の家族がいて連絡をお願いできる場合は、上記の作業を進めながら連絡をしても問題ありません。プロの業者はインターネット検索で簡単に見つけることができますが、一部悪徳業者も紛れているため依頼する際は慎重に選びましょう。お住まいの住宅が賃貸の場合は、プロの業者の前に大家さんや管理会社、管理人など建物の管理を行っている人に連絡を入れて状況を報告しましょう。その後業者の依頼はどうするか確認し、指示通りに動くようにしましょう。
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ユニットバスの床下水漏れの予防法とは?
ユニットバスの水漏れトラブルは大きな被害になることが多いため、できれば起こしたくないですよね。そのため、水漏れを起こさないように予防をしていくことが大切です。最後に、ユニットバスの床下からの水漏れを起こさないために、是非やっていただきたい予防法に付いてご紹介して終わります。
掃除をこまめに行う
掃除をこまめに行うことは、設備を長持ちさせるうえでも大切なことです。特に排水溝汚れは配管に負担をかける可能性もあるため、こまめに清掃を行い配管に負担をかけないようにしましょう。またお風呂場でカビ予防のために熱湯をかける方も多いですが、温度が熱すぎるお湯がそのまま配管に流れ込むことで、配管に負担をかけてしまう可能性があります。カビに効果がある温度は50度程度と言われていますので、沸騰させたばかりのお湯などをかけてしまうことがないよう注意が必要です。
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業者に定期的な点検を依頼する
ユニットバスの点検はメーカーによって異なりますが、半年~1年に一度行うことが推奨されています。意外と短期スパンだと感じた方も多いのではないでしょうか。実際にユニットバスの点検は数年に一度程度や、何らかのトラブルが起きてから依頼する方が多く、短期スパンで行っている方はまだまだ少ない印象です。しかしお風呂は毎日使い場所ですので、思っているよりも負担がかかる場所でもあります。メーカーが実施する点検期間を守り、きちんと点検を行っていくことが一番の水漏れ予防法です。
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まとめ
弊社では水回りトラブルの無料お見積り、修理を行っておりますのでお困りの際は是非ご連絡ください。関東エリア・東北エリア・東海エリア・関西エリアの各拠点にスタッフが待機しておりますので、お問い合わせから最短20分で駆けつけます。不安なことがありましたら是非ご連絡ください。