ブログ

洗面所の水はね防止策をご紹介! 水はねを放置するどどんなことが起きる?

お役立ちコラム

洗面所の使用中に水がはねることはよくありますが、これを放置しておくと様々な問題が発生する可能性があります。日常生活において頻繁に使用する洗面所だからこそ、適切なメンテナンスと防止策が必要です。そこで今回は、水はねを防ぐための具体的な対策と、放置するとどのような問題が起きるかについて詳しく説明します。洗面所の水はねに悩んでいる方にオススメの記事ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

洗面所を使っていて、水はねしてしまう原因は、洗面所の構造が原因していたり使い方によって水はねが起きてしまうことがあります。水はねを防止していくためには、まずは水はねが起きている原因について知っておく必要があります。ここでは、洗面所の水はねの原因について解説をしていきますので、該当している原因があるかチェックしてみてくださいね。

蛇口が洗面ボウルから高すぎる場合、水が勢いよく流れ落ちることで、水が周囲にはねることが多くなります。特に高さが適切でない蛇口は、水流が強くなるとさらに水はねを引き起こしやすくなります。蛇口の高さに規定はありませんが一般的には、洗面ボウルの底から蛇口の先端までの距離が30センチメートル以内に収まると良いとされています。しかし、デザイン性を優先した洗面所の場合は適切な蛇口の高さではないこともあります。

洗面ボウルの形や深さが不適切だと、水がスムーズに流れずに溜まってしまい、飛び散る原因になります。例えば、浅すぎるボウルや、水を吸収しにくい素材のボウルは水はねを引き起こしやすいです。ボウルの形状が広くて浅い場合、水が外側に飛び散りやすくなります。深くて狭いボウルの方が水はねを防ぎやすい形になりますが、ここ数年間は流行が浅い洗面ボウルということもあり、浅い洗面ボウルを選ばれている方も多いです。

水流が強すぎると、水が洗面ボウルの中で跳ね返ってしまい、洗面ボウルから水が出て飛び散ってしまうことがあります。これは特に朝の急いでいる時間帯や、子供たちが使用する際に起こりやすい、使用中のトラブルでもあります。蛇口のデザインによっては、水流が調整しにくいものもあるため、意図せず強い水流で水が出てしまうことも起こり得ます。

ここまでで、水はねの原因について知っていただくことができたかと思います。使い方を見直すことで水はねを予防できることもあれば、手を加える必要がある場合もあります。なぜ自宅の洗面所で水はねが頻繁に起きているのか分からない、という方は、一度プロの業者に相談してみてくださいね。では、ここからは実際に、水はね防止のためにできる対策についてご紹介していきます。

蛇口の高さが原因で水はねが発生している場合、適切な高さの蛇口に交換することが効果的です。例えば、高さが調整できるホース式の蛇口や、泡沫キャップの吐水口がついている蛇口を選ぶと、水はねを防ぎやすくなります。泡沫キャップという言葉を初めて聞いた方もいらっしゃるかもしれませんが、これは蛇口の先端に付いている水流を調整する部品の名称です。水と空気を混ぜることで水流を柔らかくし、飛び散りを防ぐことができます。後付けできるタイプもあるため、一度メーカーに問い合わせをしてみるといいかもしれませんね。ホース式の蛇口の取り付けが難しい場合や好みではない場合や、泡沫キャップの後付けができない場合は、洗面所の高さに合う蛇口に新しく付け替える方法もあります。

洗面ボウルの形状や深さが不適切な場合、適切なデザインのものに交換することで水はねを減らすことができます。特に、深めのボウルや広めのボウルは水はねを防ぎやすいです。洗面所の用途にもよりますが、例えば洗面所で顔を洗ったり衣類を洗ったりする場合は、深さと広さがある洗面ボウルを選ぶと水はねを最小限にすることができますよ。洗面ボウルにはさまざまな種類があるため、デザインだけではなく耐久性の面にも注目して選ぶと、リフォーム後も快適に洗面ボウルを使うことができます。

合わせて読みたい記事!
洗面所の洗面ボウルにはどんな種類がある? リフォームの際の注意点とは?
https://www.elife-suidou.com/2024/03/01/11078/

水はねは、洗面台だけではとどまらず、洗面所付近の壁についてしまうことも多いです。壁が通常のクロスだと、クロスの劣化の原因となるため、水はねしやすい壁部分を防水性能の高い素材に変えてしまうのもひとつの手です。例えば、洗面ボウルを囲むようにしてキッチンパネルやタイルをはり付けたり、デザイン性のある大判マスキングテープで壁を保護する方法もあります。壁を防水性能の高い素材に変えてしまうことで、お手入れの手間も減りますし、壁への負担を軽減することができますよ。

水はねは壁だけではなく、床に飛びとることも多いですよね。蛇口や洗面ボウルの交換をしても、床に水が落ちてしまうことは珍しいことではありません。そのため、床の保護のために床も防水性能の高い素材にしてしまうのがオススメです。水回りの床材としては、クッションフロアやシートフローリング、タイルがあげられます。ただしタイルは水にぬれると滑りやすいものもあるため、表面に凹凸があるタイルを選ぶと転倒リスクに配慮できます。

合わせて読みたい記事!
水回りにオススメな床材3つ! 後悔しない床材の選び方も解説!
https://www.elife-suidou.com/2024/01/31/10961/

洗面所の水はね対策についてお話をしてまいりましたが、「お金をかけてまで水はね対策をする理由が分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこでここでは、洗面所の水はねを放置することで発生する二次被害について詳しく解説をしていきます。

水はねによって湿気が溜まりやすくなるため、カビが発生しやすくなります。カビは見た目が悪いだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。アレルギーや喘息の原因となることが多いです。小さいお子さんやご高齢のご家族、持病があるご家族がいらっしゃる場合は、特に注意して置く必要があります。

合わせて読みたい記事!
水回りのカビで発生する病気とは? 定期的な掃除でカビを予防しよう!
https://www.elife-suidou.com/2023/05/19/9982/

洗面所の周りに木材が使用されている場合、水はねによって木材が湿り、腐敗が進むことがあります。これにより、洗面所全体の劣化が早まる可能性があります。木材が腐敗すると、修理費用がかさむこともあるため、注意が必要です。また木材の腐敗は、シロアリが住み着く原因ともなるため、洗面所の水はね部分から家全体に被害が及ぶリスクもあります。

水はねが床に飛び散っていると、転倒してしまう可能性が高まります。特に水はねの改善をしていない洗面所の場合、床が濡れている状態が発生しやすいため、気付かずに水はね部分を踏んでしまい転んでしまうなんてことも考えられます。床がかたい素材のものだったり、近くに物が置いてある場合は、転倒した時に大きな怪我につながることもあるため危険です。

電気設備がある場合、水はねが原因で配線にトラブルが発生することがあります。最悪の場合、火災の原因になることもあるため、注意が必要です。防水処理された配線や、適切な防水カバーを使用することで、トラブルを防ぐことができます。定期的に配線の状態をチェックし、異常がないか確認することも重要です。

弊社では水回りトラブルの無料お見積り、修理を行っておりますのでお困りの際は是非ご連絡ください。関東エリア・東北エリア・東海エリア・関西エリアの各拠点にスタッフが待機しておりますので、お問い合わせから最短20分で駆けつけます。不安なことがありましたら是非ご連絡ください。