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お風呂の水はけをよくする方法はある? 水はけが悪い原因&解決法とは?

お役立ちコラム

「お風呂の床の水はけがよくない」とお困りではありませんか? お風呂の床の水はけが悪いのは、さまざまな原因がありますが、原因が分からないままだと解決することもできませんよね。またお風呂の水はけの悪さを放置してしまうことで、さまざまな二次被害が発生する可能性もあります。そこで今回のコラムでは、お風呂の水はけの悪さに悩む方に向けて、お風呂の水はけの悪さの原因と解決策について解説していきます。

お風呂の水はけが悪い原因は、元々のお風呂の構造や素材が原因しているパターンと、お手入れが十分ではないなどの後発的な理由が原因となるパターンの2つに分けることができます。特に後発的なパターンであれば、普段のお手入れを見直すことで改善することもできます。逆に、元々の構造が原因している場合はリフォームなどを検討しなければいけません。そこでまずは、ご自宅のお風呂の水はけの悪さの原因を突き止める必要があります。2つのパターンをより細かくここでは解説していきますので、当てはまるものがないか確認していきましょう。

構造的な欠陥としてあげられるのが、お風呂の床の傾斜不足です。お風呂の床は排水溝から遠い部分の水も、しっかりと排水溝に流すために、ゆるやかな傾斜が付けられています。お風呂の床に寝そべっても特に違和感のない程度の傾斜ですが、この傾斜具体はとても絶妙で、ゆるやかすぎると当然傾斜不足により水が上手く排水されません。その結果、お風呂の床に水が長時間留まってしまうなどの水はけの悪さを感じてしまうことがあります。こうした傾斜不足は明らかな施工不良です。また傾斜不足が起きやすいのは、ユニットタイプのお風呂ではなく、オーダーメイドで作っているタイプのお風呂です。オーダーメイドのお風呂は、傾斜もその住宅に合わせて計算して付けなければいけないため、まれに計算ミスや施工ミスなどによる施工不良が発生する可能性があるのです。その他、地震のゆがみによってお風呂の床の傾斜不足が発生することもあります。

お風呂の床の材質にまでこだわって設計した、という方も多いかと思いますが、選ぶ材質やデザインによってはお風呂の水はけが悪くなることがあります。水はけが悪くなってしまうのは、材質によりお風呂の床自体が水を吸収しやすい、またデザインによって水が上手く排出されずとどまりやすいなどの原因があげられます。特に木材やツルッとした材質などは、お風呂の水はけを悪くしてしまう可能性があります。

お風呂の床の掃除、どのくらいの頻度で行っていますか? お風呂の浴槽はしっかり掃除しているけれど、床はあまりできていない、という方が実はとても多いのです。しかしお風呂の床は、浴槽以上に石鹸や体の垢などが流れ出ていくため、汚れが溜まりやすいのです。そんな汚れが床に長期間溜まり続けることで、汚れによって水が上手く流れなくなってしまったり、カビの原因につながることもあります。結果として、お風呂の床の汚れはお風呂の床の水はけを悪くするだけではなく、衛生面にも悪影響を及ぼしてしまうのです。

お風呂の排水溝や排水管は、髪の毛や石鹸カス、体から出た垢などが蓄積していき汚れつまりを引き起こすことがあります。適切に排水溝や排水管の掃除が行えていないと、水が流れにくくなり、水はけが悪くなります。また、排水溝や排水管がつまってしまうと、排水が上手く進まないどころか逆流してしまう可能性もあります。排水管の中の汚れもお風呂の床に逆流してくる可能性があるため、衛生面でも避けたいトラブルのひとつです。

「お風呂の水はけの悪さ、少し気になっているけれど問題なく使えているから放置している」そんな方も多いのではないでしょうか。しかし、お風呂の床の水はけの悪さを放置することで、さまざまな二次被害が発生する可能性があります。ここまでで少し触れている部分もありますが、ここではお風呂の水はけの悪さを放置することで起きる二次被害について、詳しく解説をしていきます。

お風呂の床材は水に強い素材ではあるものの、長期間床材の上に水が溜まってることによって、床材が消耗し傷んでしまうことがあります。床材が傷んでしまうと、傷ができたり撥水性が悪くなり水はけが更に悪くなることがあります。また床材が傷んでしまうことで、お風呂が不潔に見えてしまったり、古びた印象に見えてしまうことがあります。

お風呂の床材の水はけが悪い状態で、お風呂の換気が十分に行えていないと、お風呂の中でカビが繁殖してしまいます。お風呂の扉を開けた時にカビ臭さや、嫌な臭いを感じたことがある方は、すでにカビが発生している可能性があるため注意が必要です。カビは水気や人の垢などを養分として繁殖をしていきますので、お風呂場で一度カビが発生してしまうと、あっという間に広がって行ってしまいます。カビはアレルゲンの一種でもあるため、小さいお子さんや高齢のご家族、持病があるご家族が吸い込んでしまうことで重篤なアレルギー症状を発症してしまう可能性もあります。

排水溝や排水管に原因がある場合は、お風呂を使用していて品の案に排水不良や逆流が起きてしまいます。お風呂の衛生面も気になりますし、お風呂を使用していてストレスにもなってしまいますよね。上手く水が流れていかない場合は、シャワーの量を調整したりと何かと手間もかかります。このまま放置してしまうと、衛生面も悪化していき、使いにくいお風呂になってしまいます。

先ほどお話をしたように、今は問題ないと思っていても、お風呂の水はけの悪さを放置することで今後さまざまな二次被害が発生してしまう可能性があります。やはりお風呂の水はけの悪さは、できるだけ早く改善しておきたい部分ですよね。そこでここでは、お風呂の水はけの悪さを解決するための方法についてご紹介していきます。

お風呂の床の傾斜不足の場合は、まずは施工してくれた業者に相談をしましょう。施工ミスの場合は、一定期間内に申し出ることで無償で対応してくれることがほとんどです。地震や経年劣化による影響の場合は、自己負担での修理の可能性が高くなりますが、その他の設備にも影響が出ている可能性があるため、この場合も早めに業者に相談をすることをオススメします。お風呂の床材が原因で水はけが悪い場合は、お風呂の床材のリフォームを検討してみてもいいかもしれません。床材が原因でお風呂全体にカビが発生してしまっては、健康上にもよくありません。

今すぐできることとしては、お風呂の床の掃除です。特に普段あまり掃除ができていないという方は、しっかりとお風呂の床の掃除をしましょう。お風呂の床は通常のお風呂用洗剤で問題ありません。できればお風呂を使用する度に掃除をするのがベストですが、難しい場合は最低でも週に1~2回はお風呂の掃除を負心がけてみてください。お風呂の掃除と同時に、お風呂の換気も一緒に行うと、湿気・カビ対策にもなります。

排水溝や排水管のつまりは、お風呂の水はけを悪くしてしまうため、週に1回程度は必ず実施しましょう。特に夏などの暑い時期は、排水溝や排水管の汚れに雑菌が溜まりやすくなるため、不快な臭いの原因となってしまうこともあります。そのため、できるだけ短いスパンで定期的に掃除を心がけましょう。お風呂の排水溝部分は、ヘアキャッチャーの下に分解できる筒状の部品があります。見逃してしまいがちですが、この部品の中にカビや雑菌が繁殖していきますので、掃除をする際はこちらも一緒に掃除をして下さいね。排水管は手が届きませんので、専用の排水菅クリーナーを使うと、簡単に掃除ができます。ただし洗剤の混ぜ合わせにはご注意下さい。

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