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トイレの排水管からの水漏れ、原因と簡単にできる対処法とは?

お役立ちコラム

明けましておめでとうございます。2023年も、イーライフグループをよろしくお願いいたします。新年最初のお役立ちコラムは、水漏れトラブルの中でも多い「トイレの排水管からの水漏れ」についてです。水漏れトラブルは、ある日突然発生することが多く、突然のことに対処を焦ってしまうという方も多いかと思います。トイレのように毎日使っているものほど水漏れトラブルは発生しやすいですし、使えなくなってしまうと日常生活に影響を及ぼします。万が一の際に備えて原因とその対処法を知っておくと安心ですよ。

トイレの排水管からの水漏れ、原因別対処法について

トイレの排水管からの水漏れは、原因がひとつだけとは限りません。また排水管からの水漏れかと思っていたら、実は違う場所からの水漏れだったという可能性もあります。これから紹介する水漏れの原因に該当するか確認し、気付いたときにすぐに対処できるよう併せて対処法も覚えておきましょう。

経年劣化による水漏れ

▶水漏れの原因
使われている排水管の素材にもよりますが、物によっては耐用年数が15~20年程度のものもあり、その期間を過ぎて使用している場合は経年劣化による水漏れを引き起こしている可能性があります。また定期的にメンテナンスを行っていたとしても、高圧洗浄を何度も行うことにより排水管そのものがもろくなってしまっていたり、繰り返し熱湯などを流しているなど配管に負荷をかけてしまうことにより水漏れが起きてしまう場合もあります。

▶水漏れの対処法
破損している場所によっては、床下に汚水が流れ出してしまっている可能性もあり、早急な対処が必要です。まずはトイレの使用をやめ、トイレの下階にある家具家電は避難しておくと万が一の際も被害を最小限にすることができます。また同時並行でプロの業者に連絡をするようにしましょう。排水管の劣化による水漏れの場合、一時的な応急処置を行ったあとでも必ず新しい配管への交換が必要になります。トイレの排水管は床下に埋まっていることが多く、個人で対処するのは大変難しい部分ですので、業者に作業をお願いしましょう。

トイレつまりによる逆流

▶水漏れの原因
トイレのつまりによる逆流が、一番起きやすいトイレトラブルです。そのため今この記事を読まれている方の中にも、トイレの逆流に遭遇してしまったことがある、対処に困ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。つまりでよくある原因が、トイレットペーパーを一度に流しすぎたことによるものです。これは大量のトイレットペーパーを一度に流してしまうことで、排水管の中で塊のようになってつまってしまう、そして排水が上手くいかず逆流してしまうといったことが発生しているためです。その他に固形物を落としてつまらせてしまうというケースも多々あります。また稀ですが使っているうちに尿石が蓄積してしまい、排水がスムーズにいかず逆流してしまうということもあります。

▶水漏れの対処法
軽度~中程度であれば、すっぽん(ラバーカップ)による対処が可能です。すっぽんを使用した対処法について詳しく他の記事でご紹介させていただいておりますので、是非そちらを参考にしてみてくださいね。すっぽんを試したけれど全然改善されない、という場合は迷わずプロの業者に連絡するようにしましょう。汚水は一度床面などに溢れてしまうとその処理が大変ですし、床が腐る原因や害虫発生の原因につながります。焦っているとどうしてもトイレの水を流そうとレバーをひねったり、ボタンを押してしまうこともあるかと思いますが、逆流の原因が取り除かれない限りさらに逆流してきて悪化してしまいます。そのため最初の段階で対処できそうにないな、と感じたらプロの業者を呼ぶと安心です。

◎合わせて読みたい記事!
トイレのつまりはすっぽんで解決! すっぽんの正しい使い方
https://www.elife-suidou.com/2022/06/15/8034/

排水管以外からの水漏れの場合

▶水漏れの原因
水漏れの原因は排水管からと思っても、違う場所から発生していることもあります。特に汚水の場合は排水管からと思われがちですが、以外にも便器の亀裂から漏れ出ていた、施工不良によってトイレと床の部分から染み出ていた・・・なんてケースも多いです。便器の亀裂の場合、なにか物を落とした際などに発生しやすいです。便器は陶器ですので硬くて丈夫である一方、強い衝撃には弱い性質があります。また施工不良によるトイレと床の部分からの染み出しは、新築時やリフォーム完了時などに発生しやすいため、新しく設置した場合は注意深く施工不良がないか確認する必要があります。その他、水がタンク付近や給水管付近の場合は、内部部品の劣化、部品のゆるみ、接続不良などの可能性があります。

▶水漏れの対処法
上記でお話したどの場合においても、まずは一度トイレの使用を中止し、プロの業者に相談するようにしましょう。メーカーによって破損しやすい部分などもありますので、お使いの便器がどのメーカーであるかも業者に伝えられるようにしておくと、その後の対応がスムーズです。また汚水や水漏れした水が床に染み出ている、付着しているという場合はゴム手袋を付けた上で使わない雑巾などを使って拭いておきましょう。こうすることで床への染み込みを最大限に抑え、二次被害を防ぐことができます。

トイレの排水管からの水漏れ、防ぐ方法はある?

トイレの排水管からの水漏れは、処理も大変ですし「できればもう経験したくない!」「未然に防ぎたい!」と思われている方も多いかと思います。水漏れは突然発生するものですが、日々の使い方や汚れの蓄積によるものもあり、普段の使い方などによって防ぐことは十分に可能です。ここからは、トイレの排水管からの水漏れを防ぐための方法について解説をしていきます。

定期的に掃除を行う

定期的な掃除はお手洗い内を清潔に保つだけではなく、便器に蓄積された汚れを除去するためにも役立ちます。自力での清掃には限界がありますが、トイレブラシを角度のあるものなどにすることで、排水管付近の汚れを落とすことができます。トイレ外側の掃除の際にも、便器に水漏れはないか、床に汚水が染み出ていないか、トイレタンクや給水管付近の水漏れはないか、などを確認しておくことで、万が一水漏れが発生していても早期段階で対処することができます。

大量のトイレットペーパーを一度に流さない

つい無意識でやってしまいがちなことですが、今までは問題なかったのに突然つまってしまった、ということもあるため、普段から一度に流す量には注意するようにしましょう。建物によってはトイレの流れが弱く「一度に大量に流さないでください」などと書かれていることがありますが、実は毎日使っていて使い勝手が分かっているはずの自宅のトイレでもよく起きることです。特にトイレのつまり、逆流の原因で一番多いのがトイレットペーパーとなっておりますので、今日から是非気を付けてみてくださいね。

パイプ洗浄剤で排水管内のつまりを溶かす

ヘアキャッチャーを掃除してもダメだった・・・という場合は、排水口やヘアキャッチャーだけではなく、排水管の汚れが大きくなってしまっているために排水不良を引き起こしていることが考えられます。排水管内は手が届かない部分ですので、パイプ用洗剤を使って汚れを除去していきましょう。パイプ洗剤は、ホームセンターや一部スーパーマーケットなどで簡単に購入することができますので、万が一の際に備えて一本持っておくと便利ですよ。パイプ用洗剤は汚れ除去を手を使わずに行うことが想定されているため、強力な洗剤となっています。素手で触らないよう注意し、他の洗剤と混ぜ合わせない、喚起を行う、使用時間を守るなどして使うようにしましょう。パイプ用洗剤は排水管内に規定量を流し込み、洗剤の規定時間にもよりますが数十分放置し、その後水を流して完了です。汚れを溶かすだけという簡単な作業ですので、お困りの方は是非実践してみてくださいね。

冬はホッカイロなどの異物に要注意

トイレットペーパー以外のつまりの原因として、冬は特に背中部分に貼っていたホッカイロがトイレに落ちてしまい流してしまった、というケースが多くなります。トイレに行く際には落ちる危険性のあるホッカイロは外しましょう。またズボンのポケットに入れているホッカイロ、携帯などもズボンを下げたりしゃがんだ際に落ちやすくなっていますので、極力トイレに持ち込まない、あるいは便座に座る前に安全な場所に取り出しておくという対策が必要です。女性であれば生理用品の落下も意外にも多いつまりの原因となっていますので、しゃがんだ際は抑えるなどして落ちないようにしましょう。

パイプ用クリーナーを使用する

トイレブラシで限界のある部分は、トイレ専用のパイプ用クリーナーを使用するのもオススメです。その他の水回りと違い、トイレは常に水が排水管内にある状態ですので、固形の洗剤で水に溶かして洗浄するタイプなどが一般的です。ある程度放置する時間が必要となるため、家を出る前や寝る前などに行うとより効果的です。ただしその他の水回り用のパイプ用クリーナーと違い、すでにつまってしまっている汚れに大きな効果は見込めないため、あくまで予防の一環として使用するようにしましょう。

定期的にプロの業者に清掃を依頼する

定期的にプロの業者に清掃を依頼するのもオススメです。すでに文中でも触れておりますが、トイレなどの水回りは自力での清掃には限界があります。当然プロの業者に依頼するとなるとお金もかかります。しかし、プロによる清掃は頻繁に頼むというものでもありません。例えばゴールデンウイークや夏のお盆休みの期間、年末の掃除の際に依頼するなどしてその他は自宅での清掃方法で十分です。トラブルが発生する前に予防するのはとても大切なことですので、自力では難しい部分、汚れが気になる部分などはプロの力を頼るのもオススメですよ。

トイレ修理の業者、依頼する際は慎重に!

トイレの水が逆流してきた、となると慌ててしまいますよね。しかし業者選びは慎重に行う必要があります。特にトイレのような急をようする修理では、悪徳業者の手口に引っ掛かりやすく、騙される方が多いです。悪徳業者に騙されないためには、安い広告だけを見て判断しない、追加費用が発生しないか事前に確認するなどの対策が大切です。以下の記事で詳しく解説をしていますので、是非参考にしてみてくださいね。

◎合わせて読みたい記事!
トイレつまりの修理で高額請求!? 返金してもらえるの?
https://www.elife-suidou.com/2022/12/23/9119/

依頼する際には、依頼する業者が「水道局指定業者」であることを確認しておくと、より安心です。家庭の水道・水廻りの工事に関して、水道法施行令に則って適切な水道工事ができる業者を、各自治体の水道局などが「水道局指定業者(指定給水装置工事事業者)」として認定しています。水道局指定業者とは簡単に言えば水道法、もしくは自治体が定める法律・法令に則り、適切な水道工事ができる水道業者ということです。そのため安心な業者であると言えるのです。水道局指定業者について詳しくは以下の記事で解説していますので、こちらも是非参考にしてみてくださいね。

◎合わせて読みたい記事!
水道局指定業者ってどんな水道業者?指定業者を選ぶメリットとは?
https://www.elife-suidou.com/2022/05/18/7673/

まとめ

弊社では水回りトラブルの無料お見積り、修理を行っておりますのでお困りの際は是非ご連絡ください。関東エリア・東北エリア・東海エリア・関西エリアの各拠点にスタッフが待機しておりますので、お問い合わせから最短20分で駆けつけます。不安なことがありましたら是非ご連絡ください。