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洗濯用洗剤の入れすぎには要注意! 正しい洗濯方法と洗剤の使い方を身に着けよう

お役立ちコラム

新生活が始まり、一人暮らしなどで慣れない家事を毎日頑張っているという方も多いのではないでしょうか。実際に自分でやってみると「思っているようにいかない」なんてこともありますよね。また家事に慣れた人でも、意外にも家事の知識が間違っていたなんてここともあります。その中でも特に多いのが、洗濯用洗剤を入れすぎてしまっているというパターンです。家事にはさまざまなものがありますが、洗濯は洗濯機が自動で洗ってくれるため、洗剤の容量を気にしたことがないという方も多いかと思います。しかし、洗濯用洗剤はしっかりとした容量を守らないと、さまざまなトラブルに繋がる可能性があります。今回はそんな洗濯用洗剤の正しい使い方について詳しく解説をしていきます。家事に不慣れだという方も、いつもやっていて手慣れているという方も、是非一度洗濯用洗剤の使い方を見直す機会にしてみてくださいね。

洗濯用洗剤の入れすぎによるトラブルとは?

なんとなくの量で洗濯用洗剤を使っている、という方は多いかと思います。また洗剤はきれいにする物というイメージがあるため、「使い過ぎてもきれいになるだけだから大丈夫」「むしろきれいにしたい時は少し多く入れてもいいのではないか」と思われている方も多いのではないでしょうか。しかし、洗濯用の洗剤にもきちんと適量はあり、適量を超えてしまうとさまざまなトラブルが発生してしまう可能性があります。ここでは、洗濯用洗剤を入れすぎてしまったことによって発生する可能性のあるトラブルを、詳しく解説していきます。

衣類が傷みやすくなる

洗濯用洗剤を入れすぎてしまうと、洗剤に含まれる蛍光剤や漂白成分が衣類を傷めてしまうことがあります。洗剤が適量であれば、蛍光剤や漂白成分は洋服をきれいに保ってくれる働きがあります。具体的には蛍光剤は、光を反射して白さや明るさを増す効果があります。これにより、白い衣類がより白く見えたり、色あせた色がより鮮やかに見えたりします。漂白成分は、衣類の汚れを落とすために使用されます。漂白剤によって、衣類表面についた汚れやシミを分解し、落とすことができます。しかし洗濯用洗剤を使い過ぎてしまうことにより、衣類の量に対して蛍光剤と漂白成分が多くなりすぎてしまい、衣類の繊維を傷めたり、色落ちを引き起こすことがあります。

洗濯層にカビが繁殖しやすくなる

カビは高温多湿な環境を好んで生息していますが、実は洗濯機の中はカビが好む環境になりやすいです。特に洗濯機後などは高温多湿な環境になりやすく、目に見えない部分でカビが繁殖してしまうといったことはよくあることです。そこに使い過ぎて上手く流れなかった洗濯用洗剤が溜まることで、更にカビが繁殖しやすい状況となり、カビの繁殖を後押ししてしまうことがあります。

汚れがきれいに落ちない

洗剤をたくさん使い過ぎることにより、洗濯機の中では泡が大量に発生します。一見泡がたくさんある方が衣類などの汚れがきれいに落ちてくれそうですが、泡が多すぎることにより衣類に十分な洗剤が届かず、汚れを洗い落とすのに必要な圧力がかかりにくくなってしまいます。その結果、泡立ってはいるのに汚れがおちにくくなり、衣類などに汚れが蓄積していってしまいます。

肌荒れやアレルギーの原因になる

洗濯用洗剤には、界面活性剤や蛍光剤などの化学成分が含まれています。これらの成分が肌に触れることで、肌の刺激やアレルギー反応を引き起こすことがあります。また洗濯物に残った洗剤が肌に触れることで、肌の刺激やアレルギー反応を引き起こすことがあります。特に、洗剤のすすぎが不十分だった場合や、衣類の素材によっては、残留した洗剤が肌に残りやすいことがあります。その他に衣類が乾燥しすぎてしまうことにより肌触りが変わり、着心地が悪くなったり、肌の弱い方であれば擦れてしまい痒みやかぶれの原因になることがあります。アレルギーや肌が強いという方であれば特に問題なく過ごせていても、アレルギー体質の方や赤ちゃんやお子さんなど肌の弱い方がご家族にいる場合、注意が必要です。

環境汚染につながる

洗濯用洗剤に含まれる界面活性剤や蛍光剤、漂白剤などの化学成分が、洗濯時に水道水に混ざって排出され、地下水や河川、海などに流れ出てしまうことがあります。その結果、水質汚染や生態系の変化などに悪影響を及ぼす可能性があります。また身近なところで言うと、洗剤の過剰使用により通常よりも早いペースで洗剤用容器などがゴミに出され、廃棄物の増加につながります。多少の使いすぎくらい問題ないだろうと思われるかもしれませんが、実は環境に大きな負担をかけているということは、すべての人が自覚しなければいけないことかもしれませんね。

洗濯用洗剤の正しい使い方とは?

ここまでで、洗濯用洗剤を使い過ぎてしまうことにより、さまざまなトラブルにつながる可能性があるということを知っていただけたかと思います。洗剤は適量でもしっかり汚れが落ちるように計算されていますので、いつも使い過ぎてしまっているという方は、是非今回正しい使い方や適量を知って次回のお洗濯から実践してみてくださいね。では実際に、具体的な洗濯用洗剤の正しい使い方や適量について解説をしていきます。

①衣類は洗濯機に入れすぎない

まずは選択する衣類ですが、一度に洗濯物を終わらせたいからと無理に押し込んで入れてしまう方が多いです。しかし、正しくきれいに選択するためには、洗濯機の容量にも注目する必要があります。洗濯物をどのくらい入れていいのかは、洗濯機の大きさによっても変わってきますが、基本的には洗濯機のボタン部分などに記載されています。もしないという場合には、説明書に必ず記載がありますので、この機会に是非確認してみてくださいね。何kgなどの表示がイマイチどのくらいか分からない、という方は、体重計などを利用してなんとなく身体で量を覚えられるまで計測してから洗濯機に入れると分かりやすいですよ。なんとなく重さや量を把握出来たら、以降はその感覚を元にした体感で入れても問題ありません。大切なのは入れすぎないことです。

②洗濯用洗剤の裏の表示を確認する

続いて、使用する洗濯用洗剤の裏の表示を確認するようにしましょう。洗剤は種類によって異なりますが、洗濯する物の重さに対しての量が決まっています。大体6kg程度で、洗濯用洗剤のカップ1杯分が目安となります。生活スタイルや洗濯機を使用する頻度によっても違いますが、6kgの洗濯機ですと大人2人でゆとりのあるサイズです。4人家族などでは8kg以上がオススメされることが多いため、自宅の洗濯機の容量と合わせて洗剤の適量を確認するようにしましょう。また大体6kg程度で、洗濯用洗剤のカップ1杯分と聞くと、「洗剤少ない」と感じた方も多いかもしれません。きれいに洗いたいからと5杯以上入れるという方も珍しくはありませんが、適量でしっかり選択できますので是非適量で使用するようにしましょう。ドラム式の場合は、洗濯物を入れた時に自動で重さを測り洗濯機から洗剤の使用料を決めてもらえるものもあります。その際は洗濯機の指示に従うようにしましょう。

③汚れは手洗いをしてから洗濯機に入れる

衣類に頑固な汚れが付いている場合は、手洗いしてから洗濯機に入れるようにしましょう。汚れがついたまま洗濯物を入れてしまうと、洗濯機では十分に汚れが取り除けないだけではなく、洗濯機内部に汚れが蓄積されてしまう原因にもなります。今の洗濯機や洗濯用洗剤は非常に洗浄力も高く、ついそのまま投げ込んでしまいがちですが、汚れが頑固な物に関しては一度手洗いしてから洗濯機に入れるよう心がけましょう。

④定期的に洗濯槽クリーナーを使用する

洗濯機の中を綺麗に保つためには、定期的に洗濯槽クリーナーを行うようにしましょう。そうすることで万が一洗濯用洗剤を使い過ぎてしまい、洗濯槽にカビが繁殖してしまっていても、洗濯層クリーナーによりある程度きれいに取り除くことができます。洗濯層クリーナーは月に1度程度の仕様で洗濯機を綺麗に保つことができます。洗濯機が汚いと、衣類に汚れがついてしまうことにより汚れが落ちていないと思ってしまい、洗濯用洗剤の使い過ぎの原因にもなります。そのため是非定期的に洗濯機の掃除も行うようにしましょう。

洗濯用洗剤を入れすぎてしまった場合の対処方法はある?

洗濯時に気を付けているつもりでも、間違って容量以上の洗濯用洗剤を流し込んでしまったということもあるかと思います。洗濯機の内部に洗剤が溜まる仕様になっているものが多く、一度入れてしまった後では取り出せません。そのためどうにもならない、と思われがちですが、間違って洗剤を入れすぎてしまった場合でも対処法があります。万が一間違えて多く入れてしまった時のために、その対処法も覚えておくようにしましょう。

電源を切り泡を取り除く

洗濯用洗剤を多く入れすぎたことに気付かないまま洗濯機を回してしまうと、場合によっては洗濯機から泡があふれだしてしまうことがあります。この場合はすぐに洗濯機の電源を切り、キッチンペーパーやバスタオルなどで内部の泡を取り除きます。ドラム式の場合は洗濯機のドアを開けた瞬間に中から水があふれだす可能性が高いため、下に大き目のバケツや水を受け止めるためのバスタオルなどを準備しておくようにしましょう。ある程度泡を取り除けたら、再度可動させて泡があふれてこないか様子を見ながら洗濯を続けましょう。

すすぎを1回分多く行う

適量よりも大量に洗剤を入れてしまったという場合は、洗濯の工程のすすぎを1回分多く行うなどして、衣類に洗剤が付着しすぎることを防ぎます。また洗剤が多すぎて一度目のすすぎできれいに汚れが落とし切れていない可能性もあり、洗剤を多く入れすぎてしまった場合はこの方法が効果的です。上記で触れた泡が出てしまった場合の退所後に、すすぎを1回増やして行うことも効果的です。

洗濯機を水のみで一度可動させる

洗濯用洗剤を入れすぎてしまったことにより、洗濯機内部に洗剤が残留している可能性があります。そのため、洗濯機を短時間でも大丈夫ですので一度水のみで洗浄するなどしてきれいな状態にしておきましょう。

手に負えない場合はプロの業者に頼ることもオススメ

洗剤を入れすぎてしまい泡がたくさんでてしまったけれど自分では対処しきれない、洗濯機が大型のため対処が難しい・・・そういったこともあるかと思いますので、その場合は迷わずプロの業者に相談するようにしましょう。洗濯機からの水漏れ、泡漏れトラブルは意外にも多く、内容によっては一人で対処することが難しい場合もあります。また大型洗濯機の場合は、内部にある水が多いため洗濯機のエラー対応をしようとして、床一面が水浸しになってしまうこともあります。賃貸の方などは特にこうしたトラブルには敏感かと思いますので、難しいと思った場合は一度洗濯機を停止させ、無理に対応せずにプロの業者に任せてしまうというのも一つの手です。

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まとめ

弊社では水回りトラブルの無料お見積り、修理を行っておりますのでお困りの際は是非ご連絡ください。関東エリア・東北エリア・東海エリア・関西エリアの各拠点にスタッフが待機しておりますので、お問い合わせから最短20分で駆けつけます。不安なことがありましたら是非ご連絡ください。