ブログ

洗面台の種類を写真付きで解説! プロ目線のリフォームアドバイス!

お役立ちコラム

「もっと広い洗面台が欲しい」「収納力をアップさせたい」「既存に近い形状で新しい洗面台が欲しい」など、リフォームの目的や理想は人それぞれです。しかし近年は洗面台の多様性やデザインの向上により、今までよりも使いやすく洗練されたデザインの洗面台が増えています。そのため新築当時よりもたくさんの種類があり、お客様からは「どれを選んでいいか分からない」「なにが自分に合っているか分からない」といったお悩みをいただくこともあります。そこで本記事では、洗面台の種類を詳しく解説し、またリフォームで満足していただくために、プロの目線から洗面台のリフォームに関するアドバイスをしてきます。

まずは、洗面台の種類とその特徴について解説をしていきます。洗面台の種類は組み合わせによっても変わってきますが、ここでは一般的な住宅で用いられている種類の洗面台と、その洗面台が向いている人をご紹介していきますので、是非リフォームの際には参考にしてみてくださいね。

水栓、洗面ボウル、洗面鏡、コンセント、収納が一体型になっている洗面台を据え置き型洗面台と言います。ユニット形式であるため、ユニット型洗面台と呼ばれることもあります。デザインの幅は少ないものの、設置費用が安く済むため住宅だけではなく、賃貸などにも人気の洗面台です。

こんな人にオススメ!
・シンプルなデザインの洗面台が好きな人
・リフォーム費用をできるだけ抑えたい人

現在戸建て住宅で主流となっているのが、システム型洗面台です。据え置き型洗面台と基本的には同じ設備ですが、洗面鏡や洗面台、洗面ボウルなどを好みにカスタマイズできるのが特徴です。メーカーによりますが、基本設定よりもグレードのいいものを選ぶとオプション費用として加算されることが多いため、予算に応じてカスタマイズを楽しむことができます。

こんな人にオススメ!
・自分好みの洗面台にしたい人
・具体的に改善したいリフォーム箇所がある人

感染症の流行に伴い人気が高まったのが、このミニ洗面台です。主に手洗い用として用いられることが多く、玄関付近に設置される方が多いです。また寝室や二階のトイレ横などに、セカンド洗面台として設置される方もいらっしゃいます。システム型洗面台の一部の商品としてラインナップされていることもあるため、カスタムしてミニ洗面台を設置する方法もあれば、いちから洗面台や洗面ボウルを選んで造作的に作る方法もあります。

こんな人にオススメ
・手洗い用洗面台が欲しい人
・家族の人数が多いなどの理由でセカンド洗面台が欲しい人

カウンターが付いている洗面台で、洗面ボウルや収納、洗面鏡などは必要に応じてカスタマイズするタイプの洗面台です。カウンターの幅によっては、ユーティリティースペースとして洗濯物を畳んだり、アイロン台としての活用もできます。またあえてカウンターを付けて空間に余裕を持たせることで、ホテルライクな高級感を演出することも可能です。

こんな人にオススメ!
・洗面台のスペースを利用して作業を行いたい人
・洗面台に高い意匠性を持たせたい人

洗面台とリネン庫などの収納スペースを一緒にした洗面台のため、洗面台の扉パネルと収納扉のパネルに一体感を出すことができます。収納一体型洗面台はシステム型洗面台のオプション設定として商品化されていることが多いため、施工日も同日に対応できることが多いです。

こんな人にオススメ!
・収納を増やしたい人
・洗面台と収納に一体感を持たせたい人

洗面台には、多くの種類が存在すると知っていただくことができたかと思います。では、実際に洗面台をリフォームする際には、どんなポイントに着目して選んでいけばいいのでしょうか。ここからはプロの目線で、洗面台のリフォームを成功させるためのポイントをご紹介していきます。洗面台のリフォームの計画を立てる際には、チェックリストとしてご活用いただくことで、より理想のリフォームを実現することもできます。ブックマークをしておいて、リフォームの計画時にはぜひご活用くださいね。

例えば「広い洗面台が欲しい」と考えている方の中にも、「見栄えをよくするために広くしたい」と見た目面での改善を考えているかたもいらっしゃれば、「家事をできるユーティリティースペースを確保したい」「二人で並んでも窮屈にならない洗面台が欲しい」などと実生活の不満を改善したいと考えている方もいらっしゃいます。見た目を改善するのと、機能性を付け加えたいのでは、選ぶ洗面台の種類も変わってきます。そのため、まずはリフォームすることによって具体的にどんなことを改善したいのか明確にしておくようにしましょう。改善したいことを明確にすることで、たくさんある種類の中から自分に合う洗面台を選びやすくなります。

オプション設定で選ぶ選択肢が多い洗面台や造作可能な洗面台は、なんとなくの感覚で物を選択していってしまうと、最終的に高額な見積もりになることも珍しくありません。そのため、ある程度予算を決めておくことが大切です。洗面台のリフォームの予算感が分からない、という方は、別の記事で洗面台のリフォーム費用について解説をしておりますので、そちらも是非ご覧ください。

◎合わせて読みたい記事!
洗面台をリフォームしてお悩み解決! リフォームの金額や実例をご紹介!
https://www.elife-suidou.com/2023/06/02/10044/

予算を決めたら、今度はリフォームの優先順位を決めておきましょう。最初にリフォームで改善したいことを明確にしていただいたと思いますが、改善したいことが全てできるかは予算次第となります。「いくらでもかかっていい」という人は珍しいです。多くの方は、「予算内でリフォームをしたい」「できるだけコストを抑えたい」と考えています。そのため、改善したいことの中から優先順位を付けていき、実現するかどうかは予算に応じて、業者と相談しながら決めるようにしましょう。こうすることで、リフォーム内容と予算の可視化ができ、納得感のあるリフォームを実現することができます。

写真やカタログだけでは、素材の質感や実際に住宅に設置した時のイメージがしにくいことも多いです。また実際に設置した後で、「引き出しが使いにくかった」「もっと違う種類を検討しておくべきだった」など、実物を見ていないことで想定していなかった失敗が起きることがあります。そのため、できれば実物を見に行き、手に触れて素材や使用感を確かめておくようにしましょう。実物はメーカーの展示場などで見せてもらうこともできるため、業者を介してでもいいですし、自分でメーカーに問い合わせて現物を見せてもらえるか聞いてみましょう。

弊社では水回りトラブルの無料お見積り、修理を行っておりますのでお困りの際は是非ご連絡ください。関東エリア・東北エリア・東海エリア・関西エリアの各拠点にスタッフが待機しておりますので、お問い合わせから最短20分で駆けつけます。不安なことがありましたら是非ご連絡ください。